2010年12月29日

「惜しい努力」で終わらせない思考法



”はじめに”で書かれていた事。
本書は、自分の頭で考える「地頭」をつくるための本。
本書の内容を批判し、読者なりに異論反論を頭の中で
展開しながら読んでいただきたい。

なかなか面白始まりです。内容に突っ込みを入れると
言うことかなと思い読みつつ気になった内容をいくつか
紹介します。

・「自己投資」商売人のカモになってはいけない
これは本当に前向きな人が陥ってしまう危険の一つかも
しれません。正に今読んでいる本もその自己投資系な訳
です。投資ですからリターンを狙わなければならないと
書かれています。ごくごく当たり前の事ですが、この辺
が心理的に惑わされてしまう。参加すれば良かったと思
ってしまう。

異論反論的に考えると、そうは言っても投資しなければ
リターンは狙えない。その為には強い信念が必要。読ん
だこと、習ったことを利用して。要は吟味することです。
さらに決断はあまり長引かない方が良いのではと思いま
す。

・ニート対策は本当に必要なのか
著者はニート対策としてユニークな学校を提案しています。
2年間、ビジネスについて学ぶ、学費無料。入学後、2週間
は無人島でサバイバルゲーム。携帯、パソコン等は一切な
し。但し授業はテストがあり発言も必ずしないと退学。
退学してしまった場合は、全ての費用を生涯支払う義務が
発生する。

ユニークです。軍隊式とも言えるけど、来るものは拒まず、
去る者は追わず。(費用は追われます。)
このぐらいの気合がないと駄目でしょう。それだけ真剣に
現状から脱出したいと考えている人だけが勉強できる権利
を得るべきでしょう。

ニート対策は1つの例なので、国としてそもそもやらなけれ
ばいけない問題かどうかは別だと思います。

他にも面白い内容が沢山ありましたが、全てに突っ込みを
入れた訳ではありません。素直に内容を受け入れるというの
も1つの読書だと思います。色々な読み方ができる。それは
読者一人一人に掛っていると考えます。


posted by シゲ at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 午堂登紀雄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月19日

お金稼ぐ習慣術



著者午堂登紀雄さんです。時々読みます。
今まで読んだ本がそうですが、とても分り易い
説明が多いと思います。

今回のタイトルからすると、単にお金を稼ぐとい
うというイメージのある方もいるかと思いますが
そうではありません。
OnでもOffでもどういう考え方や行動をすれば、
稼ぐということに結びつけられるかということで
す。

いくつか面白いものを取り上げてみます。

・エア社長
エアギターとかエアあややとかありますが、要は
自分が社長ならどうするかということを考えるこ
と。最近私はこれは結構やっています。考える分
には誰も非難しないし。発表なんてする義務はな
いし。でも、非難だけするよりは良いと思う。と
にかく自分ならどうするか考えてみる。必要なら
色々調べたり。本当に良いと思います。

・一日休暇ではなく、半休を活用
これはあまりやっていません。早速やってみたい。
疲れを取るとか旅行に行くといった場合は、あま
り有効ではない。けれども勉強とかしたい為に休
むのだったらとても良い。朝は普通に行って、半
日休む。そのまま喫茶店や図書館で作業すればと
ても充実感があると思う。

・無駄な会議資料はやめてみる
ちょっと大胆なことだが、今まで作っていた資料
を無駄だと思ったら勝手に止める。提出しない。
怒られたら必要だと判断する。面白い。でもこう
いうの多いかも実際。

本書にも書いてありましたが、この種のビジネス本
は沢山読んでも実践しなければ意味がないと。
私はこの種の本をかなり読んでいる本ですが、1つ
でも実践するようにしています。後は、常に自分の
心に良い習慣をリマインドできる為に読んでいます。
そうでないと怠けてしまいますから。

早速半休とってみようかな!
posted by シゲ at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 午堂登紀雄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月04日

お金の才能



基本的なお金をためる方法から、投資、税金の話等
色々なお金に関わる事が書かれています。

著者の午堂さんの書籍は他にも読んだことがありますが、
例が非常に分り易く読みやすいなと思います。かと言って
万人受けするような内容でもなく、個性的で気に行ってま
す。

お金の使い方の話が面白かったです。「お金は経済の血液」
と言っています。つまり貯めているだけでは何の意味もな
いということです。お金の使い方は一番人の性格がでる。
正にそこが重要だということ。使うことに意味があるのか
どうなのか。一歩引いて考えてみる。その上で使う時は使
う。こういうこと出来るようになりたい。

他のお金の本と違うなと感じたのは、仕事にも良い影響を
与える情報があるなと。基本は自分の頭で考えること。こ
れが出来れば強い。自分も鍛えていきたいを考えている分
野です。他人に言われたこと、情報を鵜呑みにせず、自分
で考える。時には自分で確かめにいってもいいし。本読ん
で研究してもいいし。こういったこと全てがお金の才能を
上げる方法なんでしょう。

毎日の積み重ねです。なんでもそうですが一日にして成らず。
これを肝に銘じて実践していった人が本当の才能を身につけ
ることができると思います。


posted by シゲ at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 午堂登紀雄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月15日

やっぱりアウトプットを!『「読む・考える・書く」技術』



最終的には本を出版できるようになったら、メリットが
あるということが書かれています。

本を出版するかどうかは別にして、どのような視点で世の中
の出来事や、そこまで大きな問題でなく個人的な出来事をど
うしたら、世の為に役立てること又個人の知的生産に繋げる
ことができるかを学ぶヒントになると思いました。

「物事を抽象化する能力を鍛える」ということが書いてあり
ました。最初読んだ時は具体化することに専念した方が良い
のではないかと思ったのですが、そうではなくて具体的・個
別的な事柄を普遍化・教訓としてしまう。例えば、自分で
活動したことから学んだこと、スポーツでも読書でもなんで
も良いと思いますが、一つの教訓にしてしまう。

世の中の自己啓発本はこの仕組みで成立っているのだなと思
います。考えてみればごく自然な事で個人の特定の体験が、
広く一般的な教訓になる。スポーツ選手の体験なんか分り安
い例じゃないかなと思います。

他にも色々と普段からどのような事をして、書く技術を鍛え
ていくかが書かれています。最終的には書くネタの引き出し
が多い方が良いかなと。普段から色々な事に興味を持ち自分
流に変えていく。けして中途半端に色々な事に手を出すとい
うことではなく。様々な事を吸収することで、自分にはない
角度から物事を見ることができるし、それが将来に繋がって
行く。例えが良くないかも知れませんが、見た目悪いけど食
べたら美味しかったとかいくらでもありますし。

この本からもヒントを沢山得ました。加えて問題解決法等を
学べばさらに書く材料が増えるかなと思います。



posted by シゲ at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 午堂登紀雄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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